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横浜市在住のAさん、女性46歳。派遣社員として仕事をしています。ご主人と2人暮らしでお子さんはいません。
このAさん、13年前に横浜にマンションを購入しました。購入当時はご主人の年収も500万円くらいあったそうですが、転職をして現在は300万円くらい。奥様の年収は400万円くらい。毎月10万の住宅ローンの返済を行っていました。
このAさん、6年前くらいから奥様の実家、ご両親に問題が起こり、毎月生活費用+事業資金返済を行ってきましたが、徐々にご自分の生活にもその影響が出たそうです。
ご相談時にはご夫婦共に「売却したいのですが、税金と管理費用を滞納しているのですが売却できますか?」というご相談でした。
ご相談当時、管理費・修繕積立金 80万円滞納、税金各種滞納総額290万円、住宅ローン滞納無。
というご相談です。
物件はも最寄駅より徒歩5分以内でありましたが、ペットを2匹(犬・猫)
を飼っているせいか、室内の状況はあまり良いコンディションではありませんでした。(臭い含)
売却に向けて、最大の壁は税金滞納です。
しかし、様々なヒアリングをAさん夫妻と行っているうちに、「これならいける」
という手応えがありましたので、早速売却に向けての今後の説明を行いました。
税金の返済目標は1年間で260万円。このシュミレーションを作り説明して
販売へと向かいました。
所在:横浜市
年齢:46歳
家族:夫
物件:マンション
残債:2550万円
売価:2480万円
売却後は、「古くても、平屋でもいいから戸建にペットと住みたい」と予てから、
聞いていました。また神奈川県内の自然豊かな地域を希望されていましたので、
月5万円、3DKの戸建を紹介いたしました。
庭もあり、税金面の苦労も全て終わり、今の生活を非常に大切にされています。
最初に相談を受けた時は、「滞納額が多い・大きい」という印象以外にはありませんでした。
こういったケースでは相談者の決意と協力は不可欠です。
Aさんの場合に大きかった店が4点あります。
1.住宅ローン滞納前のご相談だったこと
2.お子様がいなかったこと
3.お互いに収入があること
4.任意売却を行う意思が強いこと・税金を完済したい、綺麗にしたい意思が強いこと
1.住宅ローン滞納前のご相談になりますと、時間が確保できるメリットがあります。
任意売却を行うことを決意し、期限の利益を喪失を経て売却開始になりますが、
ここまでで、8ヶ月前後を必要とします。ここから販売開始を行うわけですが
購入希望者の住宅ローン審査期間等、もろもろを考えると最短の売却期間は10ヶ月前後に
なります。あくまでも最短です。
この間にどれだけ税金に支払いを回せるか?が鍵になります。
最低でも、住宅ローンに支払っていた返済額は税金に回せるはずです。
Aさんの場合、車・貴金属等、売れる物は全て売却していただきました。
また、生活費用を半額近い額に見直し実際に実践していただきました。
税金滞納でお悩みの方へ
乗り物で一番重いものってなんでしょうか?
飛行機?電車?
どちらも、動き出すまでには非常に重く、遅い。
しかし、ある位置まで動けば急にスピードが上がります
税金も、最初に金額だけ見ていれば、嫌になるでしょう。
しかし、ある程度払い、「射程圏内」と感じることが出来れば
そのスピードは必ず増します。
Aさんも半年を超えてからは、「節約を楽しんでいるように、もっと返す、一円でも多く返す」という姿勢に変化しました。おそらく今後はかなりの預貯金を持つと担当者として感じました。
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