夫婦間で話合う離婚条件の難しさ

相談内容

千葉県在住のTさん43歳女性。家族構成はご主人とお子さん2人。ご主人は会社員でお子さんは高校2年生と大学2年生。

すでに奥様の離婚の意思は固く、ご主人も離婚することには同意しています。離婚後、奥様がお子様2人を引取り、ご自宅にてそのまま生活をするつもりでしたが、ご主人と奥様との離婚条件、養育費用を含む金銭的な面での折合いが全くつかずのご相談。

一番の問題はやはり毎月の住宅ローンの返済とお子さんの教育費用面。Tさんの収入はパートとして月に22万円前後ですが、住宅ローンの返済は毎月14万円。また高校生と大学生のお子様がいます。

この状況の中、夫より提示された離婚後の条件は「子供が大学卒業するまで月に5万円」

こういった状況の中で、「どうにかそのまま住める方法はないのか?」

というご相談から始まりました。

解決方法

このケースでは、とにかくご主人が生活費用・提示額を上げるか、

奥様がパートを掛持ちして収入をさらにアップさせる以外にマイホームを

維持することはできません。

奥様は連帯保証人でもあるので、主債務者であるご主人と責任は全くの同等です。

また、返済期間もあと23年残っていますので、それなりの覚悟も必要です。

残念ながらこのケースでは最後までご主人の理解を得ることができずに

奥様も1ヶ月弱考えた挙句、「売却」という決心をされました。

販売結果

所在:千葉県千葉市

職業:パート

個族:夫・子供2人

残債:2500万円

売却:2400万円

担当者より

「お子さんが引越しをしたくない」という強い要望がありましたので担当者として再三、ご主人にコンタクトを要求し話合いの場を求めましたが、受入れられることはありませんでした。

「比較的ワンマンなご主人」・「俺がお前達を食わせてきた」こういう自負の強いご主人の場合に多く見られる傾向のように思いますが、「夫婦間」の離婚条件の話合いは難航することが多く、第三者ともコンタクトを拒む方が多いように思います。

しかし、現実的にはこのケースで「住宅ローン」を支払っていくことは不可能ですので、売却を決断するか、奥様の収入がアップするまではご主人が援助を行う以外に選択肢はありません。

協議離婚・調停離婚と進み、それでも解決ができない場合には離婚裁判へと進みます。     しかし、離婚裁判の問題は2点あります。費用面と裁判期間。

費用は平均100万以上。期間としては平均18ヶ月。この奥様の場合、まず離婚裁判において仮に良い条件の判決が得られても、18か月住宅ローンを払い続けることが極めて難しい。ですので、現在、同じようなケースでお悩みの方は「協議離婚」「調停離婚」以外での解決は現実的には難しく、「夫婦間の話合い」ここに集中して頂き思います

またこの奥様はご自分で住宅ローンを組めないか?という気持ちがありました。残念ながら通常の日本の金融機関の場合、「近親者」「親族間」に住宅ローンを融資する金融機関は非常に稀です。全くないわけではありませんが、、。一番のデメリットは金利が高い。

また、仮に金融機関より融資実行が行われたとしても、返済期間は今借りてる住宅ローンの返済期間を受継ぐ期間が多いです。今借りている銀行との契約の返済期間が残り20年なら、新たな金融機関に融資を受けても、返済期間は20年。

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